2017年 08月 17日
氷を食べたくなることが続いたら要注意です
私の職場に以前、氷を良く食べている女性がいました。
夏はもとより、冬でもコンビニエンスストアで売っているカップ入りの氷を買って来て、会社の冷凍庫に入れ休憩の時などにボリボリと食べていましたね。
その時は「暑がりなのかな?」と深く考えもしませんでした。
本人も「なんか口が暑くて氷が欲しいんだよね」と言っていました。
ところが2、3年そんな事が続いた後で彼女が子宮ガンであることがわかったのです。
本人は子宮筋腫と告げられそのつもりで手術を受けましたが、それは手遅れだったようです。
その後会社に復帰してからは氷を食べることは無くなったと思います。
しかし1年ほどしてまた入院してしまいました。
ガンが脳に転移したのです。
その頃テレビで“ガンがあると氷を食べたくなることがある”という番組をたまたま見て、「これだ!」と思いました。
調べてみると内蔵にガンなどの病気があってそこから出血することにより貧血になると口が暑くなるそうです。それを解消するために氷を食べる症状を「氷食症」と言うそうです。目安は一日に製氷皿一杯ほどの氷です。
彼女は再入院後、そのまま退社してしまいましたのでその後のことはわかりませんが、もし氷を食べたくなることがガンと結びつけて考えられていたら手遅れになるまでほってはおかなかったと思います。
氷が無性に食べたいという症状があるようでしたら一度病院へ行って診てもらったほうが良いと思います。
by senkinsyou36
| 2017-08-17 10:52
| 婦人病